沖縄のヤスデ

1.種類

 

(1)ヤンバルトサカヤスデ

(2)アカマルヤスデ

(3)ヤケヤスデ

以上が沖縄で問題・大量発生・不快になりやすい種類になります。

 

2.生態

上記の中でもよく問題になるのは、ヤンバルトサカヤスデだと思います。ヤンバルトサカヤスデは、年に2回発生しその生涯は1年程と言われています。

そのサイクルは、おおまかに 卵 → 幼虫(成虫の形をしていて小さいだけ) → 成虫

交尾期は、10月~11月頃で、交尾後約1カ月で産卵します。

 

集団移動時期は、年2回あり、4~6月頃に幼虫の集団移動があります。

10~12月頃には、成虫の集団移動があります。

 

ヤンバルトサカヤスデ幼虫

3.被害

ヤスデは、土壌に卵を産み付け孵化後、建物内隙間から侵入してきます。

特に雨が降った後等は、土壌にいては溺れる為、壁を這い上がり少しでも

高い場所へ避難しようとします。この為、建屋内への侵入や壁に密集し不快

な思いをさせます。また、ヤスデは、密集すると独特の臭気が強く感じられます。

4.対策

建屋外周部に帯状に粉剤や粒剤を配置するか発生源となっているであろう植栽や

藪等に直接、粒剤を撒いたりして対策を行います。その際は、手袋やマスク、長そで

を使用し体に薬剤が直接触れないようにしましょう。

これと併せて発生源対策も重要となります。

発生源となっているであろう植栽や藪の雑草を伐採し、日光が直接土壌へ当たるようにし

土壌の湿気を極力なくし発生しにくい環境にしていくことも有効です。

 

名称:ヤンバルトサカヤスデ

この写真は、お客様の植栽部にいたヤンバルトサカヤスデです。

この部分に大きな葉っぱが落ちておりそれを撤去した際、すぐ下に隠れていました。これは、幼虫です。ヤンバルトサカヤスデは、1年かけて徐々に大きくなり10月以降、地上へ出てくる頃には、成虫となって大量に出てきます。