(1)ヒラタチャタテムシ
(2)有翅型チャタテムシ(羽がついており飛来する)
(3)その他、日本に140種程いるとされている。
沖縄にもチャタムシの種類は、多数、存在しており、今回は、代表的なヒラタチャタテムシの生態について。
成虫体長1mm程度、淡褐色、無翅、扁平で有翅型に比べ太い。
この虫は、古い本、段ボール、殻粉、等によく見られる。カビや乾物などを大きな顎でかじって食べる。畳や押し入れに多数発生することが
ありダニに間違われることが多い。
病気を媒介したり、人を咬んだりしないが、多数発生したときは極めて不快である。また、ヒトを刺して皮膚炎を起こすツメダニのエサになるので
ツメダニを駆除する際、このチャタテムシの駆除も同時に行わなければならない。
チャタテムシは、いるのが当然であり、問題なのは、大量に発生した場合になり、このような場合は、まず、カビが要因となっているケースが多い為、
カビキラー等、塩素系の洗剤でカビを取りましょう。※ 塩素は色が抜ける為、色物には使用できません。
色物のカビを拭き取る場合は、エタノールにて実施して下さい。
また、清掃後は、カビの発生しづらくなる環境を目指し、空調や除湿機などを使いカビの発生しにくい環境にしてください。