トコジラミ:
卵〜成虫の過程にいたるまで5回の吸血が必要。
1.幼齢〜3幼齢は、とても小さくさらに白っぽい為、目視で見つけるのは難しいでしょう。
見た目は、小さなクモっぽく成虫になるにつれ、茶色い体になっていきます。
成虫は、目視で簡単に確認できます。
トコジラミは、人や物の移動により、カバンや靴、衣服、家具など様々な要因により移動していきます。ですので、ホテル、旅館業が特に持ち込みが多く確認されています。
ネッタイトコジラミ:
熱帯・亜熱帯に生息し、わが国では沖縄に分布する。形態、習性ともにトコジラミとほとんど変わらない。
トコジラミは前胸周辺に扁平部があるのに対し、この種は一様に隆起している。
発生地からの旅行者の持ち物や船舶の荷物に紛れて持ち込まれる。駆除方法は、トコジラミとほぼ同様ではあるが、この種は、トコジラミよりも薬剤に対して強い耐性を持っている為、専門業者でも駆除が難しいとされておりますが弊社では駆除可能です。
下記写真は、上がトコジラミ 下がネッタイトコジラミになります。

トコジラミは、人が滞在する頻度が多い場所に繁殖しやすくなっています。どのような箇所かと言いますとベットやソファ、畳など人がおうちの中で大半の時間を過ごす場所です。トコジラミは、このような箇所で隙間に入って待ち伏せ、吸血する相手を待っています。ここに人が現れ、睡眠中に刺され、痒くて眠れない日々が続きます。精神的にも疲労します。
1.トコジラミは、スプレータイプで主流になっているピレスロイド系殺虫剤では、なかなか殺虫出来ず、ただ、たっぷりかかれば死にます。(まれに死なない個体もいます。)
2.バルサンなどの煙が出るタイプは、使用しない。何匹かは、殺虫出来るがほとんどは、隙間の奥に隠れたり、上下左右の部屋へ移動する為。
3.トコジラミは、駆除が難しい為、専門の業者へ依頼する。
相場の費用が高いので、2社か3社へ見積りをお願いする。
4.そもそもホントにトコジラミなのか、粘着ローラーなどでくっつけたりトラップを設置したりするなどして、問題を引き起こしてる原因の生物を特定することが、先決だと思います。ダニやノミの可能性もあるからです。